OpenDolphin-1.3をMacOSX Tiger上で構築する記録です。1台のMac上にサーバも構築してみようと考えています。このブログでは、元町皮ふ科様のサイトを参考に、それを忠実に(?)再現しようとした試みです。 バイブルサイトのURIは、こちらです。

2008年7月24日木曜日

OpenDolphinサーバの構築

さて、いよいよOpenDolphinをJBOSSサーバに組み込んでいきます。いつも参考にさせていただいている元町皮ふ科様のサイトではserver(3)にあたります。

まずは、OpenDolphinサーバの組み込みに必要な設定ファイルをダウンロードします。OpenDolphin-1.3のソースコードには既に含まれていないそうですので、元町皮ふ科様のサイトよりダウンロードしてください。(以下のリンクは元町皮ふ科のサイトへの直リンクです。できればいったん元町皮ふ科様のサイトに飛んでダウンロードしてください。)
です。
これらを、OpenDolphin-1.3-src-dist/srcディレクトリに保存してください。

次に、ソースファイルからJBOSSサーバに組み込むearファイルを作成するために、OpenDolphin-1.3プロジェクトのbuild.xmlに-post-jarを追加します。追加する内容は、これも元町皮ふ科様のサイトよりダウンロードしてください。
追加する位置は、の直前です。

次にJBOSSに配置するearファイルを構築します。といっても、NetBeansのプロジェクトwindowから、OpenDolphin-1.3を[Ctrl]クリックし、構築を選択してください。OpenDolphin-1.3-src-dist/distフォルダにopenDolphin-1.3.earができていると思います。

次に、いよいよ設定ファイルとearファイルをJBOSSに配置していきます。
まず、起動スクリプトを編集します。/usr/local/jboss/jboss-4.2.3.GA/bin/run.shを適当なエディタで開きます。
実は/usr/local/jboss以下のディレクトリにはMacOSXのFinderからアクセスできません。私はターミナルからviで編集していましたが、もしテキストエディタなどを利用したい方は、Finderからアクセス可能なディレクトリにJBOSSを展開しておく方が良いかと思います。いまさら何を言うという突っ込みはなしでお願いします。
# Setup JBoss sepecific properties
JAVA_OPTS="-Dprogram.name=$PROGNAME -Djava.net.preferIPv4Stack=true $JAVA_OPTS"

どちらかというと下の方にJAVA_OPTSの設定がありますので、赤字の部分を付け加えてください。

次に構築した.earファイルと設定ファイルをJBOSSサーバに配置していきます。
tmiura$ cd [ソースコードを展開したディレクトリ]/OpenDolphin-1.3-src-dist/dist
tmiura$ sudo cp openDolphin-1.3.ear /usr/local/jboss/jboss-4.2.3.GA/server/default/deploy/
tmiura$ cd ../src
tmiura$ sudo cp postgres-ds.xml /usr/local/jboss/server/default/deploy
tmiura$ sudo cp login-config.xml /usr/local/jboss/server/default/conf
tmiura$ sudo cp postgresql-8.3-603.jdbc3.jar /usr/local/jboss/server/default/lib
以上で配置完了です。

では、実際にJBOSSサーバを起動してみましょう。
tmiura$ sudo /usr/local/jboss/jboss-4.0.5.GA/bin/run.sh
大量のメッセージとともにJBOSSサーバが無事起動すれば、ひとまずクリアです。
JBOSSサーバの起動確認には、ブラウザからhttp://localhost:8080にアクセスしてみてください。

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