OpenDolphin-1.3をMacOSX Tiger上で構築する記録です。1台のMac上にサーバも構築してみようと考えています。このブログでは、元町皮ふ科様のサイトを参考に、それを忠実に(?)再現しようとした試みです。 バイブルサイトのURIは、こちらです。

2008年7月31日木曜日

ORCAとOpenDolphinの連携 (失敗編)

ORCAのインストールが、以外にあっさり終わってしまったのには驚きでした。Debianをインストールした事のある人なら、難なく導入できそうです。まあ、運用の方が大変なわけですが、、、。
そこで、今回はいよいよORCAとOpenDolphinの連携のセッティングをしていきます。

まずは、株式会社デジタルグローブ様のサイトにあるOpenDolphin-1.2.5ユーザーズガイドにそって設定をしていきます。具体的には、「第3章 ORCAとの接続」です。

まずは、環境を、
MacBook (MacOS 10.4.11 Tiger)
OpenDolphin server : JBoss-4.0.5
OpenDolphin client
IP address : 192.168.0.5/24

VAIO PCG-V505 (Debian Etch)
ORCA (jma-receipt)
IP address : 192.168.0.8/24

1) まずはORCAを導入したDebian側のPostgreSQLの設定を変更します。

1-1) /etc/postgresql/postgresql.confの編集で、tcpip_socket = ONを追加するように記載されています。が、Debianでは、confファイルのパスが異なっていますし、設定の記載方法もPostgreSQL8.*では異なっているようです。
/etc/postgresql/8,1/main/postgresql.conf
をvimやgeditなどで編集します。編集部分は以下です
#Listen_addresses = 'localhost'

Listen_addresses = 'localhost, 192.168.0.8'

1-2) 次に同じディレクトリにあるpg_hba.confファイルに以下の記述を追加します。
host all all 192.168.0.0/24 trust
以上の設定で、192.168.0.0/24ネットワークからORCAのPostgreSQLに直接接続できるようになります。
どうやらOpenDolphinのクライエントから直接ORCAのPostgreSQLに接続して情報を得るようです。受付情報などは、Claimを利用していると明記されていますので、これはスタンプの作成などに使われるのでしょうか?

以上の設定が終わったら、postgresユーザもしくはスーパーユーザでpostgreSQLを再起動しておきます。

2) 次にORCAのクライエントから、「CLAIM接続情報」の各項目を設定します。

3) 最後にOpenDolphinの設定画面でレセコンの設定を行います。

詳しくは、株式会社デジタルグローブのサイトからこちらのマニュアルをダウンロードしてみてください。

OpenDolphin-1.2.5ユーザーズマニュアル

以上の設定を終えて、ORCA上で患者情報を登録、受付をしてみましたが、OpenDolphinに受付情報が送られてきません、、、。
ん〜。どうしたものでしょうか?

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